tictacjintonicのブログ

万人に読まれる可能性のある個人的なメモだと認識しています

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九月を迎えた。

自分はインド・アメリカに滞在していた期間が長かったので、日本で九月を迎えるのは十年ぶりになる。

久々に日本で九月を迎えると感じるのは、七・八月の間にずっと感じていた「夏よ早く終わってくれ」の気持ちはスッとあすっての方に飛んでしまい、気持ちいい天気がどこか寂しいということである。やかましいとすら感じる風物詩のセミ、肌に張り付いてくる空気中の水分は、僕の日本の夏に対する嫌悪感でしかなかったのが、それを懐かしく失いたくなかったと思う。ニューヨークの冬は寒いので、夏らしい天気になれと思うのだが、春を迎え夏が近づいた。と気を抜くともう暑い季節になっている。毎年の恒例だった。

成長した自分がこれからどう日本の四季を感じるのか、自分のためにこれからここにも綴っていきたい。